電力メータ「はやわかり」の測定と測定値記録タイミング

付属ソフトウェアのライブデータを見ると6秒毎に表示され、
履歴CSVデータまたはSQLiteのデータベース(be.db)を見ると1分毎の記録となっている。

記録されている値を見ると、単純にアンペアではないようだ。
マニュアルにはそれぞれの項目の意味を電流、電力とは言っておらず、”〜に関する”と言っているので、
それぞれそのものの値でないことのようだ。


また、マニュアルには
o 電流 (Amps) →Amps値 x 60
o エネルギー (kW) →kW 値 ÷ 1,000(※)
で計算すると書かれている。
マニュアルの補足説明では、実際に記録されている値はkWではなくWとのこと。
 したがって、単位は誤記だが、記録されている値を1000で割ってkWとするというのは正しい。


測定と記録の動作がマニュアルからだけでは理解できなかったので、
Lean Energyのサポートへメールをしたところ、
以下の回答があった。

履歴データは一分ごとですが、この元となります観測は6秒ごとに行われています。各観測時点の値を積算して1分ごとに集計し、これをデータベースに記録しています。従いまして、平均値ではなく1分間の積算値となります。


これを元に、勝手なイメージを考えた。

②÷1000を1分毎にプロットすると消費電力の変化となり、
④を60個分(1時間分)足すと1時間毎の消費電力量となる。