電力メータ「はやわかり」を利用した電力の見える化と電力見える化アプリの作成(その3)

be.dbの中身を見ると、
測定した電流値(ch1_amps_avg)と消費電力(ch1_kw_avg)が記録されている。
be.dbから集計するアプリを作る場合、ch1_amps_avgをもとに計算した方がいいことに気づいた。

もちろんch1_kw_avgを使っても計算は合うのだが、ch1_kw_avgはch1_amps_avgに付属ソフトウェアで設定した電圧値を乗じた値が入っている。

付属ソフトウェアの設定値は当初200Vになっており、100Vに直したが、それまでに測定したものは200Vで計算されてしまうので、ch1_kw_avgを計算に使う場合は、電圧設定が正しくなってからの値しか採用できない。
しかし、ch1_amps_avgは測定電流値なので、ソフトウェア設定値に依存しない。

したがって、ch1_amps_avgを計算に使えば、付属ソフトウェアをインストールして、メーターをUSBでPCに接続しさえすれば、
付属ソフトウェアの設定値を気にすることなく集計をスタートできる。

当初Mac仮想マシン上で動作していたWindowsで測定していたが、別のノートPCにソフトウェアをインストールしなおして、メーターを接続したところでこのことに気づいた。